teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助 youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ]


那須高原 「山水閣」

 投稿者:劉邦(淨潤)  投稿日:2010年 5月28日(金)20時45分46秒
  地名(温泉名)/那須高原
住所/〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本206

名称/ 山水閣

電話/0287-76-3180
ホームページ/www.sansuikaku.com
交通/那須塩原駅からリンドウ号(黄色いマイクロバス)が山水閣まで出ている。(無料。タクシーだと6500円位。)

動機/栃木の宿として行きたいと以前思っていたが、その後、近くの二期倶楽部にしてしまったため、この宿の事は忘れていた。
   今回連れ合いがどこかの雑誌を見て行きたいと言うので、駄目もとで行くことにした。

※理想の宿を求めてか?/○

宿の簡単な説明/全19室。部屋毎に造り、間取りが異なる。基本的に和洋タイプ。

チェックイン&アウト/午後3時~午前11時

接客/◎(ホテル様。とても訓練されている。
     「オーナーは厳しいのでしょう?」と伺うと、笑顔で「はい」と。
     とても好感が持てる。)
     二期倶楽部より人情味はあるが修行中という感じもある。評価としては同じが結論だが、この◎が二期倶楽部の時にした評価と同じかどうかは分からない。)

客室/◎
  まるで二期倶楽部、アルカナイズに少し和的な要素を加えた感じ。
 音  (聴覚)/○(二期倶楽部より閑か)
 景観 (視覚)/○(内庭の木々)
  雰囲気  (触運動覚&内覚)/○(閑かで良い)
  トイレ/○
  寝具(寝心地)/◎(広めのベッド)
 (泊まった部屋/1と5。 風呂場までの距離→○露天風呂(温泉)がついている。)

周囲/◎

自然度/◎

良い場所(イヤシロチ)?/◎

風呂/△(大浴場や二つある貸切り露天はお薦めではない。部屋のお風呂のほうが良い。)
  (タオルは風呂場?×→バスタオルがある?×)

湯質/△×
    消毒&循環&加水有り。

 (風呂場の着替え場所に掲げてあった「温泉分析書」を書き写したものを、以下記載する。)
   ・源泉名→大丸温泉
   ・泉質→ 単純温泉。低張性中性高温泉。
   ・知覚的試験→ほとんど無色透明、収斂(れん)味を有し、硫化水素臭を有す。
   ・源泉温度→60,8度
   ・pH.→6、9
   ・密度→0,9986

   ・陽イオン(総量167,2ミリグラム)
     →ナトリウムイオン60,1、カリウムイオン25,3、カルシウムイオン57,3、
      マグネシウムイオン22,4、マンガンイオン1,0、第一鉄イオン0,9、
      アルミニウムイオン0,2。

   ・陰イオン(総量431,8ミリグラム)
     →フッ素イオン0,2、塩素イオン6,5、硫化水素イオン0,2、チオ硫酸イオン0,3
      硫酸イオン230、4、炭酸水素イオン194,2。

   ・遊離物質→メタケイ酸193,0、遊離二酸化炭素83,6、遊離硫化水素0,3。

   ・成分総計→876ミリグラム
   ・溶存物質計(ガス性のものを除く)→ 792ミリグラム
   ・分析年月日→昭和59年2月9日。(随分以前なのでかなり違っているだろう。)

温泉力/△×

部屋食/◎

食事/◎(三重マル)
    それぞれの料理の説明がとても分かりやすい。こんな体験は初めてである。
    お造りに出たなまずの三枚おろしは鯉よりも淡白で美味。
    大したワインが無いのとわさびを自分で鮫でおろさせるのは△だが、あとは非常に評価高い。
    以下、宿のパンフから引用する。
    「米 栃木の指定契約農家より良い米だけを取り寄せる。
     塩 赤岩塩など四種の塩を料理によって使い分ける。
     味噌 専用樽にて那須産の大豆と塩と麹だけで仕込む。
     魚 尚仁沢の岩魚をはじめ鮎や鱒など近隣の川魚
     肉 日本屈指の生産者が育てるA5等級の那須黒毛和牛
     卵 地元の鷄卵屋が届ける その日に生みたての卵
     野菜 県内各地で採れる 季節毎の一番美味しい野菜 」

ビール/◎ (生あり。恵比寿ビンあり。生はアサヒであるがスーパードライではない。)
冷凍庫/×(冷藏庫のみ)
(氷)水/○

金額/Aタイプは3万2千円~、Bタイプは3万5千円~。
 (ここでは温泉宿の基本である二人&夕朝二食付きの一人分料金を紹介させて戴いている。
  2008年6月調べ)

通信環境(インターネット環境etc.)/×(ほんの時たま△)
                  なおタクシーで2千円以上出して栃ナビという所に行けばインターネットが出来る。

総合評価/◎(三重マル)
 二期倶楽部や修善寺アルカナイズのようにお洒落な宿なのに、それらとは違ってとても閑かな雰囲気が良い。
 廊下などの感じは仙仁温泉岩の湯を思い出すが、岩の湯よりも閑かなので、二人とか少人数で来たい。
 まるで自分の家のようにくつろげる。
 (これは特に他のお客さんがあまりいなかったからであろう。)

〔癒し宿(=「氣道」で言う『心身の文法』の原則0)評価〕

 ●心身の疲労を取る落ち着く「癒し宿」(すなわち『落ち着き宿』度→◎以上
  (その中でも〈落ち着き宿ではなく〉、心身がリフレッシュされる『転換宿』度→◎)

〔元氣宿(=同原則1)評価〕

 ●今後の夢がどんどん出る「夢宿」 (すなわち『発想宿』)度→◎
  (その中でも〈発想宿ではなく〉、企画&実行力になる『実行宿』度→○)

(私にとっての理想の宿度→◎)

部屋のお風呂も温泉?/○

連続湯治(どのくらい連日で入っていたいか。)/一週間。

今後/◎
    全ての部屋を見せてもらったが、今回泊まった1と5が特に良かった。
    2と3は、1の和室バージョン。4と5は似ている。
    (人気は2と5らしい。)
    6と7も似ている。8はメゾネットタイプであるが、6、7、8は少し薄暗い。
    離れは大変広く、箱根強羅環翠楼の離れを思い出すが、それよりも一軒家を丸々借りてしまう感じ。(六角形の風呂は風流である。)
    推薦としては5、4、1、2という順だろうか。

お薦め度/◎

※宿泊予約の際、私の名か「氣道」協会と言って戴いても構わない宿かどうか?/(あるいは宿泊時に?)◎
いつの時点での評価か?→ 2008年6月


※なお、
 『最高の自宅風呂』にご興味のある方は、
 下記に連絡すれば、参考資料と共に飲用用のサンプルも付けて送ってもらえる。
 (玉川温泉の湯など温泉を自宅に送ってもらって、それを追い焚きする以上の湯であることはもちろんである。まして入浴剤やセラミックとは比較にならない。)

   電話→045-261-3430(氣道協会生活環境改善部) Fax045-261-3304 メールmail@npo-kido.com )

  (全て無料。
    副作用が全くなく誰にでも0リングテストで合う末期癌をも癒すマコモの素晴らしさを体験して戴きたく紹介している。)

http://mail@npo-kido.com
 
 

さて、次回は…

 投稿者:劉邦(淨潤)  投稿日:2010年 5月11日(火)20時16分47秒
  前回、アルカナイズを紹介したが、
それと酷似する二期倶楽部(すでに紹介済)の近くにあり、気になっていた和風宿を紹介しよう。
(つまり那須高原である)
なぜだか分からないが、大変印象に残っている宿なのである。


※なお、
 『最高の自宅風呂』にご興味のある方は、
 下記に連絡すれば、参考資料と共に飲用用のサンプルも付けて送ってもらえる。
 (玉川温泉の湯など温泉を自宅に送ってもらって、それを追い焚きする以上の湯であることはもちろんである。まして入浴剤やセラミックとは比較にならない。)

   電話→045-261-3430(氣道協会生活環境改善部) Fax045-261-3304 メールmail@npo-kido.com )

  (全て無料。
    副作用が全くなく誰にでも0リングテストで合う末期癌をも癒すマコモの素晴らしさを体験して戴きたく紹介している。)

※なお、
 『最高の自宅風呂』にご興味のある方は、
 下記に連絡すれば、参考資料と共に飲用用のサンプルも付けて送ってもらえる。
 (玉川温泉の湯など温泉を自宅に送ってもらって、それを追い焚きする以上の湯であることはもちろんである。まして入浴剤やセラミックとは比較にならない。)

   電話→045-261-3430(氣道協会生活環境改善部) Fax045-261-3304 メールmail@npo-kido.com )

  (全て無料。
    副作用が全くなく誰にでも0リングテストで合う末期癌をも癒すマコモの素晴らしさを体験して戴きたく紹介している。)
 

修善寺温泉 「アルカナイズ」

 投稿者:劉邦(淨潤)  投稿日:2010年 5月11日(火)20時09分5秒
編集済
  地名(温泉名)/
住所/静岡県伊豆市湯ヶ島1662

名称/ ARCANA IZU アルカナイズ

電話/0558-85-2700
ホームページ/http://www.arcanaresorts.com/
交通/・新幹線(こだま号)で
     東京から三島、1時間。名古屋から三島、1時間40分。新大阪から三島、3時間。
   ・直通L特急(踊り子号)で東京から修善寺、2時間。
   ・三島からは伊豆箱根鉄道で修善寺まで30分
   ・修善寺駅から車で20分。(バスだと湯が島温泉入り口で下車)

動機/温泉の師匠、甲斐女史の推薦により。
     (理想の宿を求めてか? ○△ 近場、二期倶楽部的宿を求めて。)

宿の簡単な説明/2007年夏創業。
        全ての客室で渓流を臨む露天風呂つきの北欧調スイートルームで寛ぎ伊豆の恵みを生かした至福のフランス料理を食す、僅か16室の新スタイルの温泉宿。
        ※11歳以下のお客様は遠慮している。
        ※全室禁煙だが、テラスにてご喫煙可。
        コンクリート打ち放しのモダンな門とじゃりの駐車場から客室棟は、デザイナーズマンションのような作りで、やはり二期倶楽部そっくりの雰囲気である。

        すぐ近く(徒歩2分)にある川端康成が伊豆の踊り子を執筆した湯元館に寄ってきたため、鄙びた和の雰囲気から洋へといきなりジャンプし、身体感覚も激変する。
        (ちなみに湯元館も私好みで、いつかは泊まってみたい、と思った。)
        チェックインは15時であるが、        ロビーが無いため、門からいきなり部屋に案内される途中で食事棟の説明を受ける。
        本当に二期倶楽部のようだ。

チェックイン&アウト/◎午後3時~午後1時
        チェックアウトがゆっくり出来るのは嬉しい。
※【極秘情報】→前宿泊が修善寺のため、早く着いてしまったも良いか、と予約時の電話で言うと、1時以降ならレストランにて飲み物を飲めるとの事。
        カウンターから窓越しに渓流の見える素敵なレストランで、飲み物も私好みの薄手のグラスで出してくれた。

接客(接客が宿泊者(そして湯垢離(湯治)客にも)には一番のポイントと思い湯質よりも前に位置している)/◎(三重マル)
 チェックイン時から、そしてチェックアウト時までお世話になったとても感じの良い男性は、実は支配人で、最後に名刺も下さった。(椿 充志さん)
 私が温泉ソムリエであることも、そして本を出したり、NPO法人「氣道」協会の理事長であることも、ご存じでいらした。(!)

客室/◎(三重マル)
 音  (聴覚)/○すぐ傍らに渓流(加茂川の支流だろう)が流れるのに防音がしっかりしているため靜か。セミの歌がかすかに聞こえる。
 景観 (視覚)/◎(三重マル)部屋の一面が大きな窓となっており、深緑が心地よい。
              見下ろせば、すぐ下は渓流で、アユ釣りをされている方もいる。
              確かに蛍浴が満喫できる。
  雰囲気  (触運動覚&内覚)/◎(三重マル)落ち着いた優雅で新鮮な氣。金運も付くだろう。
  トイレ/○
  寝具(寝心地)/◎
 ※客室は禁煙、タバコを吸う場合はベランダである。
 ※バナナ味、一番抹茶味、ペパーミント味の3種類の味が楽しめる歯磨き粉が置いてある。界面活性剤やアルコールがフリーなので、歯磨き嫌いな私もつい、何度も磨いてしまった。
 ※CDもレンタルで聞ける。(珍しいバリリ四重奏団とイエルク・デムスのシューマンもあった。)

(泊まった部屋/9号室。風呂場までの距離→◎ここは大浴場が無い。全室露天付。)

周囲/◎

自然度/◎

良い場所(イヤシロチ)?/○

風呂/◎(三重マル)部屋の窓からと同じ風景が臨める。
     なお予約時に言えばスパも活用できる。

湯質/○
    源泉100%掛け流し(夏場も加水無し。冬場のみ加温の時有り。)

 (バトラーに「温泉分析書」の場所を尋ねると、案内の中に書いてある、との事。
  見ると落合楼と泉質が同じだったため伺うと、同じ源泉から分けているとの事であった。
  実際には、若干の相違があるのだが、もしかしたら現在では落合楼の源泉が変わったのかもしれない。
※ちなみに2005年に落合楼に行った時に書き写したものを、以下記載する。
  ナトリウム・カルシウム硫酸塩泉。低張性弱アルカリ高温泉。無色透明。湯ヶ島28号 (天狗の湯)
    湯ヶ島7号18号混合泉(貸切大露天風呂とひさご湯)源泉50・5度。浴温43・3度。pH8・42。
    どちらも無味無臭と記載されているが、僅かに塩味と硫黄味。硫黄臭があった。

    さて、以下、ここのデータを記載するが、修善寺の温泉と比較できるよう( )内に修善寺温泉(新井旅館)のデータを掲げてみた。

   ・源泉地、源泉名→ 西平泉 湯ヶ島29号(修善寺温泉事業協同組合第1貯湯槽)
   ・泉質→ カルシウム・ナトリウム・硫酸塩温泉(アルカリ性単純温泉)
        低張性・弱アルカリ性・高温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
   ・源泉温度→46度(61.2度)
   ・pH.→不明(〃)。
   ・密度→不明(〃)。
   ・溶存物質(ガス性のものを除く)→1232ミリグラム(534ミリグラム)

   ・陽イオン 〔総量340ミリグラム(167.8ミリグラム)〕
     →ナトリウムイオン147,6(149,4)、カリウムイオン6,3(3,1)、カルシウムイオン185,4(15,3)、マグネシウムイオン0,7(0)。

   ・陰イオン〔総量747,2ミリグラム(300,1ミリグラム)〕
     →フッ素イオン0,5(11)、塩素イオン28,5(138,4)、臭素イオン0,3(0,2)、
      硫酸イオン638,9(99,6)、炭酸水素イオン34,0(51,0)、炭酸イオン0(9,6)。

   ・遊離物質→メタ亜ヒ酸0,023(0,3)、メタケイ酸44,2(64,9)、メタホウ酸0,6(1,2)。
   ・溶存ガス→遊離二酸化炭素18,1(0)
   ・微量成分→亜鉛イオン0(0,01)、ヨウ素イオン0(0,08)、水酸イオン0,013(0,067)。

   ・分析年月日→平成12年6月23日(平成8年9月30日)どちらも(財)静岡県生活科学検査センター

   やはり修善寺よりも濃い。(湯感も)

温泉力/△(落合楼と同じ)

部屋食/× 食事をする建物の名前はARCANAM(アルカナム)。
      ここはダイナミックな自然を目の前にしながらカウンターでフレンチを楽しむ事ができるように設計されている。

  (別場所の場合→ 喫煙/近くの喫煙場所にて。)

食事/◎(~○)   ここのシェフ(総料理長)武井智春氏はミクニ丸の内の総料理長だったらしく、ここでの料理はオーガニックフレンチ、素材にこだわりをもっている。
       野菜は、東京でタイユヴァン・ロブションの給仕長を務めた松木さんという方が富士山麓に開いた「ビオファームまつき」から、今日、畑で採れた新鮮なものを用いている。
       ニジマスは、虹鱒一筋45年の富士宮市のクヌギさんが、ストレスの無い環境で愛情を注いで育てる美食家の間でも知る人ぞ知る幻の味覚である「銀形・富士レイボー」。
       魚の活きが違い、脂がのっていて旨味があり、しかも爽やか。
       海の幸は駿河湾、相模湾から、その日に入荷した旬のものを出してくれる。
       以下、実際の順番で、食べながら書いてゆく。

       桜海老のお煎餅(お煎餅嫌いな私が食べれる。まるで幼少期に食べたカッパエビセンの高級バージョンだ)から、
       川魚のアマメがつまみ(とても美味である)に、そして一口のアミューズとして三つ出る。
       さっそく、上記の虹鱒のコンフィ。海苔が立ててあったと思ったら、皮をスモークしていた。食べると確かに。。
       下田産の真鰯と千両茄子のパロティーヌは、それ以上に美味しい。カレー味も絶妙の具合でオリーヴ油に活かされている。
       三つ目のアミューズは、焼き未来玉蜀黍(トウモロコシ)の冷製ポタージュ。△
       ともあれ、和食好きな私にとって、フランス料理のコースは20年以上ぶり。
       いつも、美味しいが好きではない、という感じであったため、遠のいていたが、ここは好きな味(つまり、それ以上に美味しいのか?)が多い。
       フレンチが癖になりそうである。

       さて、次は…
       温前菜として、清水の本マグロ赤みの温製タルトレット(ジャンボ赤&緑ピーマンの香味風味)が届く。△○
       続いてポタージュとなる。
       修善寺の椎茸を使ったカプチーノ仕立てで、南伊豆のサザエやフォアグラも入っており、美味ではあったが、好みとは言えないので同じ△○とする。
       やはりフレンチは、と飽き、
       ずっとカウンター向こうの方を観察していると、閉に左右と捩れの入った体癖(野口整体で言う体癖)の方が牛耳っている。
       たしかにその味だ。
       その味で無い時は、他の作り手だ。
       当然であるが、味に歴然と反映するのは、ここに今後いらっしゃる方にとって、とも思ってしまう。
       ウェィトレスに伺うと「そうです。あの方が武井さんです。」との事。
       9種が入っている傾向を料理を食べている脇の人にも向けてくれたら、さらに良い料理人になるだろう。
       (ちなみにカウンターではなく、後のほうには、大変高貴なご年配の方が味わっていらっしゃったが、どう感じても上高地帝国ホテルの通あるいはマスター(総料理長とは顔が違っていた)クラスか、それ以上の通であったのに、その方への気配りが無かったのは残念である。)

       ようやく、魚料理として、相模湾の金目鯛のアラ・バプールと青柚子のブイヨンが届く。△
       (夏香草と枝豆、オカヒジキ、インゲン、モロヘイヤ、キヌサヤなど素材の新鮮度と旨味は○)
       さて、果たして、今目の前にいる数人の弟子たちは、いつか総料理長になるのであろうか。一人の人はなれそうであるが、ただもう一人の人の味は落ちるのであるが、その人のほうが受け継ぎそうだ。
       料理に話を戻せば、出だしのアミューズは良かったのになぁ。

       その点は、日本の懐石とも似るが、逆である。
       元より懐石は茶懐石であり、現在の懐石料理とは異なる。
       私感で言えば、死を覚悟しての生を存分と味わう階梯と相似象なのが懐石料理である。
       フレンチは、生のままである。
       故に、懐石は常に死が裏にあり、それは茶道所以である。
       しかし、真の料理人は、フレンチだろうが、その事を知る。
       武井さんの料理を、20年くらいたってからまた味わってみたい。

       肉料理は、富士のあしたか牛ほほ肉の極熟赤ワイン煮込みと5種類の季節野菜であったが、選べるとのことで、別料金となるが静岡牛ロース肉のほうも堪能させて戴いた。
       △(せめて焼き方を聞いて欲しかった。素材は○)

       フロマージュは、フランス産の完熟フロマージュを各種(無花果のポルト酒風味とサラダブーケ)
       デセールは、山梨の白鳳桃のデリス、バラのジュレ寄せ。
       そしてバニラのアイスクリームにコーヒーとミニャルディーズであった。

       先述したように、今後の武井さんの料理、そして弟子の育て方、育ち方を見てみたい。
※なお、パンを7種類程、部屋にも持ち帰れる。
 チェックアウト時には、飴玉も5種類下さる。


ビール/◎ 生ビールをルームサービスで持ってきてくれる。800円。

(氷)水/◎

金額/一室83000円~200000円
  (日によって同じ客室でも料金が異なる。2007年8月調べ)

(一人/◎ 69140円~)

通信環境(インターネット環境etc.)/○ (×なのだがランケーブルを貸出してもらえる。)

総合評価/◎(四重マル)

〔癒し宿(=「氣道」で言う『心身の文法』の原則0)評価〕

 ●心身の疲労を取る落ち着く「癒し宿」(すなわち『落ち着き宿』度→◎
  (その中でも〈落ち着き宿ではなく〉、心身がリフレッシュされる『転換宿』度→◎)

〔元氣宿(=同原則1)評価〕

 ●今後の夢がどんどん出る「夢宿」 (すなわち『発想宿』)度→◎
  (その中でも〈発想宿ではなく〉、企画&実行力になる『実行宿』度→◎)

(私にとっての理想の宿度→◎四重マル。これでルームサービスが飲み物だけで無ければ五重マル。)

連続湯治(どのくらい連日で入っていたいか。)/数日以上。

今後/◎
 近場のプチ(?)二期倶楽部が見つかった。
 その意味で、湯河原「石葉」をはじめ色々の項で申し上げている増田釜(横濱の伝統的な素晴らしい器)の主催者、増田博一氏には、何度も何度も、ここをお薦めした。(特に奥様好みであるとも。ここで衝撃的なメールがあったのも、二期倶楽部と同様である。)
 二期倶楽部とどちらが横浜から近いかを駅探で調べると、なんと大して変わらない。
 電車の乗り継ぎによっては二期倶楽部のほうが近いくらいである。
 (どちらも早くみて二時間半を見ておけばよい。もちろん駅からの車の時間を入れてである。二期倶楽部は送迎バスに30分揺られ、ここは修善寺から20分かかる。)
 なのに、こちらのほうが心理的に近く感ずるのは、海傍に住んでいたためか?

※なお、湯が島に行く時は国道沿い(湯が島温泉入り口傍)にあるイノシシコロッケのある肉屋に行こう。(偶然見つけたのであるがTVにも出たらしい。)揚げた冷凍物を送ってもらえる。解凍はオーブンにて。

お薦め度/◎

※宿泊予約の際、私の名か「氣道」協会と言って戴いても構わない宿かどうか?/(あるいは宿泊時に?)◎(ぜひどうぞ!)
いつの時点での評価か?→ 2007年


※なお、
 『最高の自宅風呂』にご興味のある方は、
 下記に連絡すれば、参考資料と共に飲用用のサンプルも付けて送ってもらえる。
 (玉川温泉の湯など温泉を自宅に送ってもらって、それを追い焚きする以上の湯であることはもちろんである。まして入浴剤やセラミックとは比較にならない。)

   電話→045-261-3430(氣道協会生活環境改善部) Fax045-261-3304 メールmail@npo-kido.com )

  (全て無料。
    副作用が全くなく誰にでも0リングテストで合う末期癌をも癒すマコモの素晴らしさを体験して戴きたく紹介している。)
 

修善寺温泉 「柳生の庄」

 投稿者:劉邦(淨潤)  投稿日:2010年 5月11日(火)20時02分39秒
  地名(温泉名)/ 伊豆修善寺温泉
住所/〒410-2416静岡県伊豆市修善寺1116‐6

名称/ 柳生の庄

電話/0558-72-4126 FAX:0558-72-521
ホームページ/http://www.yagyu-no-sho.com/
交通/・新幹線(こだま号)で
     東京から三島、1時間。名古屋から三島、1時間40分。新大阪から三島、3時間。
   ・直通L特急(踊り子号)で東京から修善寺、2時間。
   ・三島からは伊豆箱根鉄道で修善寺まで30分
   ・修善寺駅から車で15分。
    (温泉街の上。新井旅館の先の右手。)

動機/私を温泉ソムリエに認定してくれた遠間和宏師匠が修善寺で最も薦める宿と書かれていたため。

 (理想の宿を求めてか?○△)

宿の簡単な説明/1970年創業の名旅館。その後1年半かけて化粧直しをし2001年秋に再オープン。
        宿名の由来は、柳生の里の環境によく似通った景色の土地であったため。
        竹林に囲まれた風情ある現代数奇屋造りの宿。
        元、東京白金台の料亭「柳生」の伝統をいかした京風懐石と自然林の中の二つの露天風呂が自慢の宿。
        3千坪の敷地に全16室。(うち離れ2室。専用露天付き5室。客室は全室違う造り(風呂も)。)
        (「宿プラザ」によると、「海外ホテル5ツ星クラスの日本旅館です。格調ある竹庭に包まれた数奇屋造りの客室は、日本建築の粋を極めます。お食事には洗練された板長が旬のお料理を提供させて頂きます。古雅の旅荘で大切な方と静寂な伊豆のお泊りをご堪能下さい。」との事。)

        ロビーの紫の絨毯やエレベーターの内装などは疑問で、そうした小さな綻びから、この宿全体への想いが薄れてしまう。

チェックイン&アウト/○午後2時~午前11時

接客(接客が宿泊者(そして湯垢離(湯治)客にも)には一番のポイントと思い湯質よりも前に位置している)/△○
 部屋を案内してくれた方は上下型で、すこし忙しない方。
 仲居さんは、せつ子さんと仰り、挨拶は丁寧だが、ぶっきらぼうな方。箱根の1万円宿に来た感じである。
  その後も、多くの時間を、せつ子さんと過ごす。
  畳の縁も柳生の紋が入っており登録商標であること、仲居さんと似ている人がいると私がいうと正にその人で、箱根環翠楼での仲居さんであり、その人は先輩であること、その他、懐石とは思えぬ全くうるさいひとときが過ぎるが、これまた人によっては宿の楽しみなのだろう。

客室/○
  現代数寄屋建築で無駄な調度品が無い。
  籐の座椅子はニューヨーク近代美術館パーマネントコレクションのもの。(この部屋のみらしい。)

 音  (聴覚)/○(閑かである。)
 景観 (視覚)/○(窓からは竹林が見える。ここの宿はどの部屋も景観は竹のみと電話で聞いていた。)
  雰囲気  (触運動覚&内覚)/○(温泉街から上がって離れているため静謐で良い。)
  トイレ/○
  寝具(寝心地)/△○~○(寝つきは今一つだったが、なぜかほのぼのと寝れた。)
 (泊まった部屋/楓(かえで)。8畳と5畳の次の間、そして三の間合わせて計20数畳。 風呂場までの距離→遠い。)

周囲/○△

自然度/○△

良い場所(イヤシロチ)?/○△

風呂/◎~△
  大浴場から自然林露天へと繋がっている。
  四囲に美しい竹林と樹木が迫る。傍らには浴槽に沿ってごく小さな小川が流れる。
    何だか、湯河原「石場」のよう。
  武蔵の湯、と、つうの湯の二つ。(12時に男女交替。)
  源泉掛け流しというのに、何故か消毒(塩素)臭い。

  それで仲居さんに伺ってみた。
  (答えは、「湯質」の項に書く。)

 (タオルは風呂場?→◎)

湯質/△
    源泉100%掛け流し(夏場のみ源泉温度が高すぎる時は加水有り。それも湯船に朝、湯を張る時だけで、あとは湯量で温度を調整しているとの事であったが…最後部参考の程。)

 (風呂場の着替え場所に掲げてあった「温泉分析書」を書き写したものを、以下記載する。)
   ・源泉地、源泉名→ 修善寺温泉事業協同組合第1貯湯槽
   ・泉質→ アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
   ・源泉温度→61.2℃
   ・湧出量→下記に「集中管理の効果」内で記載。
   ・pH.→8,2。
   ・密度→0,9995。
   ・溶存物質(ガス性のものを除く)→534ミリグラム

   ・陽イオン(総量167.8ミリグラム)
     →ナトリウムイオン149,4、カリウムイオン3,1、カルシウムイオン15,3。

   ・陰イオン(総量300,1ミリグラム)
     →フッ素イオン11、塩素イオン138,4、臭素イオン0,2、硫酸イオン99,6、炭酸水素イオン51,0、炭酸イオン9,6。

   ・遊離物質→メタ亜ヒ酸0,3、メタケイ酸64,9、メタホウ酸1,2。
   ・微量成分→亜鉛イオン0,01、ヨウ素イオン0,08、水酸イオン0,067。

   ・分析年月日→平成8年9月30日 (財)静岡県生活科学検査センター

    湯治が出来る、という感じの湯感ではない。
    湯が島よりあっさりとしているのは新井旅館の項でも書いたが、それ以上に微妙な感じ、同じ源泉であることは湯感でわかるが、かなり落ちている。
        その理由も含め、最後を参考の程。

    なお部屋には、ホームページにもあったが、「源泉と浴槽水のORP(酸化還元電位)分析書」が置いてあった。  (関温泉の風呂場以来である。)
    それによると、ここの「客室風呂」は、源泉が298、浴槽が309(pHは源泉が8,29、浴槽8,21)とのことで、源泉と同一の温泉水が良好に浴用提供されているとのこと。
    さらには、
    1、源泉が生かされた、極めて鮮度の高いお湯に入浴ができます。
    2、浴槽は「かけ流し」であり、循環濾過、塩素などは使用されていません。
    3、「還元系」という温泉の本質的な特徴が良好に保たれています。
     …と書かれてあった。
     (測定日、2004年9月28日。株式会社日本温泉総合研究所。)

     なお、ここまで記したので、別項「新井旅館」でも記載した伊豆市観光協会、修善寺温泉旅館共同組合、修善寺温泉事業共同組合のほうのホームページで、修善寺の温泉についての記載を、以下、転載する。

  「修善寺温泉は桂川で持病の父の身体を洗う子供の姿を見て、弘法大師が掘ったと伝えられる「とっこの湯」を中心に発展してきましたが、戦後の復興から繁栄の時代に向かうにつれて、温泉の需要量も増加する中、温泉井戸の増掘や揚湯ポンプの馬力増を行った結果、昭和25年頃海抜85mあった温泉水位が海抜0m付近まで下がり、海水が混じるようになってしまいました。昭和50年に温度も65℃から54℃に下がり、なによりも温泉の主要成分の含有量が低下してしまうという現象を招いてしまいました。
  この現象を深刻に受けとめた組合では、それまで無秩序であった温泉管理を、昭和56年6月より集中管理に切替え供給を開始しました。
  「貯湯槽」(第1配当所)では温度の違う4~8本の源泉から適温になるように必要量の温泉を2基のタンクに集め、ここから桂川の南側旅館街を走り、下流1.5kmに在る「第2配当所」へ送られます。そして、そのタンクから今度は桂川北側を走って、ここ、第1配当所に帰ってくるという「キャッチボール方式」になっています。この方式ですと、今まで利用されずに捨てられていた温泉の無駄が無くなり、温泉低下を防ぐこともできるようになりました。今日、その効果は昭和29年ごろの水準にまで戻すことに成功しました。」
  そして、平成12年の調査では、
  集中管理前と現在では、以下のように違うと記載されている。
  温泉海抜水位/32メートル→80,7メートル
  平均泉温/54度→65度
  使用源泉数/27本→4~8本
  温泉利用量/2000リットル/分→600~700リットル/分。

 さて、「風呂」の項で書いた、塩素臭についての事を書く。
 仲居さんに言ったあと、この宿の湯質管理人がわざわざいらっしゃる。
 「ここだけで内密に」とか「これは独り言です」といった、本当に正直なことを伺った。
  そう書けば、お分かりと思うが、彼は、保○所との関係があるので、朝は○○ppmまで入れる、夕方には○○ppmに下がる、露天は○ppmになり、その内湯は○ppmになる、朝はまた入れるので○ppmとなり、水道水は0,2ppmなので、その意味ではこうなり、部屋の内湯が塩素臭くないのは仰る通りで、あれは源泉でして、確かに塩素臭くないですが、一方の蛇口の水は仰る通り○○で、そうそう露天も浴場も循環はしておりまして、その理由は一人につき○○なので△△、そして、実は○○△△×× と続いた。
   本当にきめ細かく、塩素濃度のppmについて、本当に正直に語って下さった。
   なるほど!と納得した。(皆さまには、上記ではお分かりにならないだろうが)
   何よりこうして細かく、そして正直に、湯の管理の方が直々にいらっしゃって仰ってくれるのは嬉しい。
  (それもまた、上記の湯河原石葉と似ている。その時も、湯の管理人の方が、細かく伝えて下さった。)

温泉力/△○

部屋食/○
 京懐石のオリジナル。

食事/◎
 狩野川の鮎も出る。
  妹に、作陶家、北大路魯山人の料理王国を薦めた手前、自分でも再読した手前、鮎も感慨深い。
  しかも、そこの川(狩野川)で取れたものだとの事。
  絶品の茶碗蒸しと感じたら、中には最高級のフォアグラとキャビアが入っていたとのこと。
  そんなのは関係ないが美味しかった。
  鮪の刺身も上手く、聞くと大間との事。(牛肉の温石も美味しく、聞くと神戸の五つ星との事。)

ビール/○(恵比寿中瓶有り。)

(氷)水/◎(湧き水ではないが、ここの水は甘く美味しい。)

金額/△
  40050円~110000円。

※【重要情報】 →朝食抜きだと2000円off。

 (ここでは温泉宿の基本である二人&夕朝二食付きの料金を紹介させて戴いている。 2007年7月調べ)

通信環境(インターネット環境etc.)/○(新井旅館は△×だったのに、こちらのほうが自然中なのに繋がる)

総合評価/○△

〔癒し宿(=「氣道」で言う『心身の文法』の原則0)評価〕

 ●心身の疲労を取る落ち着く「癒し宿」(すなわち『落ち着き宿』度→○(ただし部屋に依る)
  (その中でも〈落ち着き宿ではなく〉、心身がリフレッシュされる『転換宿』度→○ (〃))

〔元氣宿(=同原則1)評価〕

 ●今後の夢がどんどん出る「夢宿」 (すなわち『発想宿』)度→△○
  (その中でも〈発想宿ではなく〉、企画&実行力になる『実行宿』度→△)

(私にとっての理想の宿度→○△)

連続湯治(どのくらい連日で入っていたいか。)/△×(湯治効果はあまり…)

今後/×△
 伺うとするなら、離れ「松の生」にしたいが一人11万円は中々のもの。
 (なお、もう一つの離れ「梅の生」は一人7万5千円。)
 しかし、仲居さんに依るだろう。
 思わず、自分の日記に以下のように先程書いてしまった。

   「仲居さんとの話合う。
    青江美奈やそれを呼んだ伊勢佐木町会長であった私の父の事も知っていた。
    箱根環翠楼の仲居さんの事も先輩だと言う。私の仕事の事にも興味を持ち話は弾む。
    その間、仕事がままならない。
    傍らには大間の鮪も神戸牛の五つ星も並ぶ。
    …どうあって氣の製図を行なうのか、11年ぶりに真剣に求めたく、その上で出   た旅であった。どうやら…と答の全部が出た最中の事であった。
    何かに似ている。
    …そう。
   仲居さんは「氣道」に興味があるわけではない。
   私に興味があるだけである。
   私を通して「氣道」に興味を抱くが、おそらくは整体もヨーガも受けないだろう。
   楽しきひとときであったが、私は、同じく道を求める人しか興味が無い。

   前日記の青木宏之先生の事に絡めて言えば、氣の道の個人指導である整体は如何なる方にも適応できる一期一会の場である。
   ───そして、健康は無限に高められる。
   だからこそ整体が存在している。

   整体は、一生涯、無限に健康を求める者のためにのみ存在する。(少なくとも氣道の整体は)
   そしてその時にこそ門開かる。

  (そして指導をする者たちは、そのために常に体や心を整えんとする事のみを歓びとする。それ以外の方は仲居さんとなる。)  」

 お薦め度/△
 宿としては良いのであるが、接待、湯についてはどうか。
 (宿の説明の項でも「ロビーの紫の絨毯やエレベーターの内装などは疑問で、そうした小さな綻びから、この宿全体への想いが薄れてしまう。」と書いたが、その感じは否めない。)


※宿泊予約の際、私の名か「氣道」協会と言って戴いても構わない宿かどうか?/(あるいは宿泊時に?)○
いつの時点での評価か?→ 2006年8月

※なお、
 『最高の自宅風呂』にご興味のある方は、
 下記に連絡すれば、参考資料と共に飲用用のサンプルも付けて送ってもらえる。
 (玉川温泉の湯など温泉を自宅に送ってもらって、それを追い焚きする以上の湯であることはもちろんである。まして入浴剤やセラミックとは比較にならない。)

   電話→045-261-3430(氣道協会生活環境改善部) Fax045-261-3304 メールmail@npo-kido.com )

  (全て無料。
    副作用が全くなく誰にでも0リングテストで合う末期癌をも癒すマコモの素晴らしさを体験して戴きたく紹介している。)
 

修善寺温泉 「新井旅館」

 投稿者:劉邦(淨潤)  投稿日:2010年 5月11日(火)20時01分7秒
  地名(温泉名)/ 伊豆修善寺
住所/静岡県伊豆市修善寺970

名称/ 新井旅館

電話/0558-72-2007
ホームページ/http://arairyokan.net/
交通/・新幹線(こだま号)で
     東京から三島、1時間。名古屋から三島、1時間40分。新大阪から三島、3時間。
   ・直通L特急(踊り子号)で東京から修善寺、2時間。
   ・三島からは伊豆箱根鉄道で修善寺まで30分
   ・修善寺駅から修善寺温泉場までは、伊豆箱根バス・東海バスで10分。
   ・修善寺温泉場からは徒歩で3分。

動機/お盆休みを学生時代以来初めて取る。鋭気を養い仕事に励まん、と思い、お気に入りの近場宿(強羅環翠楼など)に電話をするが、どこも一杯。
   仲間や知人に聞くと、それは当然で、お盆休みに皆旅行に行くのだと言う。
   なら湯治場なら、と思い、埼玉秩父の宿に電話すると今度は「お盆休み」との宿ばかり。
   その中間を求め、湯が良い修善寺に行くかと調べる。(湯が島には以前行ったことがある。なお修善寺なら個人的には以前より「あさば」に最も行きたかったが…)
   どこも一杯だったが、かろうじての空きがあった。
   まずは一泊目は郡司勇が修善寺で最も薦める「新井旅館」、つまりここが空いていた。
   二泊目はつい先月に出来た湯が島のアルカナイズで、ここは温泉の師匠の甲斐女史が特に推薦していた宿であった。(ちなみに新井旅館も次の柳生の庄も良いとは仰っていた。)
   最後の三泊目は、これまた私に「温泉ソムリエ」の資格を認定して下さった師匠である遠間和広師が修善寺で最も薦める柳生の庄。
   この三つの宿が、それぞれ「この日だけは空いている」との事だったので、馴染みのある宿でジックリと仕事に向かいたい私としては、ちょっとハードなスケジュールであったが、これだけ絶妙なタイミングで空くことは、お盆で無くとも滅多にあるものではない、と思い修善寺への旅を決心したのであった。

 (理想の宿を求めてか? ○△ )

宿の簡単な説明/明治5年に「養気館新井」を開業。
「養気館新井」の由来としては、“この湯は人の気を養う為に湧く温泉”ということから「養気館」、また創業者相原平右衛門が、修善寺町本立野の新井という部落で、酒造蔵元新井を営んでいたことから「新井」と、二つの意味が重なって名付けられたと言う。
 横山大観や芥川龍之介、尾崎紅葉、泉鏡花、幸田露伴、島崎藤村、川端康成、田山花袋、正岡子規、高浜虚子などの画人、文人、俳人が宿泊している。
 全24室。なお登録文化財の客室が天平風呂や観音堂などを入れ15もある。)

 タクシーで修善寺駅から向かうと10分程で温泉街を入っていき、その内に左手に菊屋が見える。
 あらあらこの通り沿いなのか、と思っていると、ここ新井旅館も同じく通り沿いの左手であった。
 まるで箱根湯本の温泉街に来た気分で、宿に入った途端、少し後悔。
 受付の一人の方(女将さんか?)が厳しい雰囲気で、もう一つ後悔。
 しかし、仲居さんが優しい方で良かった。

チェックイン&アウト/○午後3時~午前11時(これは有り難い。古い旅館なのに珍しい。)

接客(接客が宿泊者(そして湯垢離(湯治)客にも)には一番のポイントと思い湯質よりも前に位置している)/△○
 先述したように優しい方で本当に良かった。(助かった)
 9種に上下混じりの方で仲居さんだけなら◎。(名前を聞き忘れたが、皆さんが宿泊した時に同じ仲居さんを選べないかもしれないので、ご勘弁させて戴く。他にも良さそうな仲居さんは通りすがりであるが二名ほどいらした。なお通りすがったのは全10名程。)
※【重要情報】 →常連になると仲居さんはリクエスト出来る。
         これは宿によっては難しいのはもちろんであるし、また仲居さんの仕事日との関係もあるのだが、ちなみに父は或る宿に泊まる時には必ず○さんが担当に付くかどうかを伺い、そしてまた、そうで無いと聞いた時でもお願いをする。
         常連なので、担当日で無い時にも、たいてい無心してくれる。
         堂々とした裏技であるが、余程の常連でない限り、一般には薦められない。

客室/○
 この日空いていたのは一部屋だけ(しかもそれもキャンセルで空いたと言う)で、その部屋は泉鏡花が泊まり、そこの部屋を舞台とした小説も書かれている人気の部屋であった。(登録文化財の桐三。準特別室で立派な岩風呂(そこも温泉)が付いている。4万円。)
 ところが12時ごろ再度横浜から電話をかけると、直前キャンセルの部屋が一つ出たとの事。
 そこは部屋に風呂は付いていないが2万8千円との事で、そちらの方を予約させて戴いた。
 そして到着時にまだ準特別室が空いていれば見比べたいと申し出る。
 果たして到着時に予約無しで、見比べさせて戴く。
 館内にある池を囲むようにして、左側が花の間、右側が準特別室のある桐の間の部屋となる。
 桐の間の景観は、その池であるが、花の間のほうは、傍らに川が流れ、その向こうに竹林が見える。
 全くもって花の間のほうが良い。また明るさも、雰囲気も良い。
 それでもって安いなんて、ということでここの部屋のままとする。

 音  (聴覚)/○(渓流の音)
 景観 (視覚)/○(渓流と竹林。窓は私好みの昔のガラス(少し歪んで見える)。)
  雰囲気  (触運動覚&内覚)/○(ロビーの辺りは温泉街の雑多な雰囲気であるが、宿中の池の辺りから、氣が変わる。
                      その感触は、箱根塔の沢の福住楼や環翠楼のようだ。(塔の沢のほうが、玄関を入った時から風情があるが、中のつくりも古い宿に共通した感じで似ている風情がある。)
  トイレ/△
  寝具(寝心地)/△○~○(寝つきは今一つだったが、なぜかほのぼのと寝れた。)
 (泊まった部屋/花二。 風呂場までの距離→遠い。ロビーのほうに行かなくてはいけないので、あちらの雰囲気にはあまり行きたくない。)

周囲/×

自然度/△○

良い場所(イヤシロチ)?/△○

風呂/◎~△
 登録文化財でもある天平大浴堂は、昭和9年に巨額を投じ3年もかけた有名な設計者によるこの宿自慢の浴場。
 様式、材質、技術すべてに優れた名建築で、台湾から運んだ檜の芯去り材を使った総檜造り。
 浴槽の縁は伊豆石を刻み、柱石には人夫20人がかりで1日15センチしか動かせない巨大なものを据えてある。
 入ってみて、郡司さんは湯よりもこの風呂を評価したのではないか、と思った。(こちらは当日男性、翌日女性。)
 また、「あやめ風呂」は、単にあやめの形を模った小さな風呂と、外にある池で泳ぐ鯉をガラス越しに湯殿から見えるように工夫されたのだがガラスの汚れで見えなく、しかも鯉も寄ってこなかったユニークな造りの風呂もある。(こちらは当日女性、翌日男性)
 その他、露天風呂の「木漏れ日の湯」(当日女性、翌日男性)と、「家族風呂」(予約不要、貸切)が二つある。
 また野天風呂に行く途中に温泉プールがある。覗いてみたが塩素臭く止めておいた。
 (タオルは風呂場?→×)

湯質/△
    源泉100%掛け流し(夏場のみ源泉温度が高すぎる時は加水有り。それも湯船に朝、湯を張る時だけで、あとは湯量で温度を調整しているとの事。)

 (風呂場の着替え場所に掲げてあった「温泉分析書」を書き写したものを、以下記載する。)
   ・源泉地、源泉名→ 修善寺温泉事業協同組合第1貯湯槽
   ・泉質→ アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
※ちなみに湯が島「落合楼村上」はナトリウム・カルシウム流線塩泉、関の原「嵯峨沢館」はナトリウム-硫酸塩泉、上船原「うえだ」は芒硝泉(アルカリ性単純泉)であった。
   ・源泉温度→61.2℃
   ・湧出量→下記に「集中管理の効果」内で記載。
   ・pH.→不明。
   ・密度→不明。
   ・溶存物質(ガス性のものを除く)→534ミリグラム

   ・陽イオン(総量167.8ミリグラム)
     →ナトリウムイオン149,4、カリウムイオン3,1、カルシウムイオン15,3。

   ・陰イオン(総量300,1ミリグラム)
     →フッ素イオン11、塩素イオン138,4、臭素イオン0,2、硫酸イオン99,6、炭酸水素イオン51,0、炭酸イオン9,6。

   ・遊離物質→メタ亜ヒ酸0,3、メタケイ酸64,9、メタホウ酸1,2。
   ・微量成分→亜鉛イオン0,01、ヨウ素イオン0,08、水酸イオン0,067。

   ・分析年月日→平成8年9月30日 (財)静岡県生活科学検査センター

   湯が島よりもあっさりしている。
   あらこれだったら湯治効果は箱根でも上のがあるし、湯河原上野屋は溶存物質は二倍以上あるぞ、とも思ってしまう。
   なお、伊豆市観光協会、修善寺温泉旅館共同組合、修善寺温泉事業共同組合のほうのホームページで、修善寺の温泉についての記載があったので、以下、転載しよう。
  「修善寺温泉は桂川で持病の父の身体を洗う子供の姿を見て、弘法大師が掘ったと伝えられる「とっこの湯」を中心に発展してきましたが、戦後の復興から繁栄の時代に向かうにつれて、温泉の需要量も増加する中、温泉井戸の増掘や揚湯ポンプの馬力増を行った結果、昭和25年頃海抜85mあった温泉水位が海抜0m付近まで下がり、海水が混じるようになってしまいました。昭和50年に温度も65℃から54℃に下がり、なによりも温泉の主要成分の含有量が低下してしまうという現象を招いてしまいました。
  この現象を深刻に受けとめた組合では、それまで無秩序であった温泉管理を、昭和56年6月より集中管理に切替え供給を開始しました。
  「貯湯槽」(第1配当所)では温度の違う4~8本の源泉から適温になるように必要量の温泉を2基のタンクに集め、ここから桂川の南側旅館街を走り、下流1.5kmに在る「第2配当所」へ送られます。そして、そのタンクから今度は桂川北側を走って、ここ、第1配当所に帰ってくるという「キャッチボール方式」になっています。この方式ですと、今まで利用されずに捨てられていた温泉の無駄が無くなり、温泉低下を防ぐこともできるようになりました。今日、その効果は昭和29年ごろの水準にまで戻すことに成功しました。」
  そして、平成12年の調査では、
  集中管理前と現在では、以下のように違うと記載されている。
  温泉海抜水位/32メートル→80,7メートル
  平均泉温/54度→65度
  使用源泉数/27本→4~8本
  温泉利用量/2000リットル/分→600~700リットル/分。

温泉力/△○

部屋食/○

(食事はゆっくりで可(残った食器は翌日でもOK)?→ )
(別場所の場合→ 喫煙/

食事/◎
 ここの調理長(浅利裕美)は、平成17年9月14日 神奈川県湯河原にて開催された神奈川県・静岡県合同の料理技能コンクールで静岡県知事賞を受賞したと言う。
 私は女性だと思っていたが、仲居さんに伺うと男性であった。

ビール/◎(キリン生有り。税抜840円。)

(氷)水/◎(湧き水ではないが、ここの水は甘く美味しい。)

金額/△
  23250円~73650円。
※【重要情報】 →朝食抜きだと10%off。

 (ここでは温泉宿の基本である二人&夕朝二食付きの料金を紹介させて戴いている。
  2007年7月調べ)

通信環境(インターネット環境etc.)/△×

総合評価/△○

〔癒し宿(=「氣道」で言う『心身の文法』の原則0)評価〕

 ●心身の疲労を取る落ち着く「癒し宿」(すなわち『落ち着き宿』度→○(ただし部屋に依る)
  (その中でも〈落ち着き宿ではなく〉、心身がリフレッシュされる『転換宿』度→○ (〃))

〔元氣宿(=同原則1)評価〕

 ●今後の夢がどんどん出る「夢宿」 (すなわち『発想宿』)度→△○
  (その中でも〈発想宿ではなく〉、企画&実行力になる『実行宿』度→△)

(私にとっての理想の宿度→△○)

連続湯治(どのくらい連日で入っていたいか。)/△×(湯治効果はあまり…)

今後/×△
 伺うとするなら、露天のそばの離れの紅葉という部屋にしたい。(3万円台)
 なお、近くに旭滝という穴場の滝がある。(大平神社脇。旭滝入り口というバス停有り。水量は少ないが浴びることも出来る。)

お薦め度/△○
 ちなみに、先述した甲斐女史(私の温泉師匠)は「菊屋に泊まって、ここの天平風呂に入る」という案を以前提示してくれていた。(メモを読んだのが後日であった)
 なるほど、と思ったが、ここの私の泊まった部屋(つまり川沿いの部屋)なら、菊屋は泊まった事はないのだが、高級感は無いにせよ相応するところはあるに違いない。
 郡司さんが、ここの宿を修善寺で唯一と掲げている理由を風呂の項で書いたが、師匠もそういうことなのだろう。

※宿泊予約の際、私の名か「氣道」協会と言って戴いても構わない宿かどうか?/(あるいは宿泊時に?)○

いつの時点での評価か?→ 2006年8月

※なお、
 『最高の自宅風呂』にご興味のある方は、
 下記に連絡すれば、参考資料と共に飲用用のサンプルも付けて送ってもらえる。
 (玉川温泉の湯など温泉を自宅に送ってもらって、それを追い焚きする以上の湯であることはもちろんである。まして入浴剤やセラミックとは比較にならない。)

   電話→045-261-3430(氣道協会生活環境改善部) Fax045-261-3304 メールmail@npo-kido.com )

  (全て無料。
    副作用が全くなく誰にでも0リングテストで合う末期癌をも癒すマコモの素晴らしさを体験して戴きたく紹介している。)
 

さて、次は、修善寺の宿をご紹介しよう。

 投稿者:劉邦(淨潤)  投稿日:2010年 5月 7日(金)19時14分7秒
  さて、次回からはもう少し下り、修善寺の宿をご紹介しよう。  

伊豆温泉 「伊豆大川温泉ホテル」

 投稿者:劉邦(淨潤)  投稿日:2010年 5月 7日(金)19時10分3秒
  (ここは一度、伊豆のホテルにて、鉄分豊富な源泉100%掛け流しを味わいたく行きたかったのであるが、結局行けずじまいであった。
 湯質以外の面がいつも遅ればせになった理由でそのためである。)


住所/〒413-0301 静岡県賀茂郡東伊豆町大川248-1

名称/ 伊豆大川温泉ホテル

電話/0557(22)0005
ホームページ/http://www.izuohokawa.co.jp/index.html
交通/東京→→特急踊り子号(2時間20分)→→伊豆高原→→ホテルマイクロバス(15分)→→ホテル
   (新幹線だと。東京→→新幹線(50分)→→熱海→→JR・伊豆急行(46分)→→伊豆大川→→近道徒歩1分→→ホテル)
    車だと、東京→→東名高速道路(26分)→→東名厚木IC→→小田原厚木道路(30分)→→小田原西IC→→真鶴道路(25分)→→真鶴→→熱海ビーチライン(5分)→→熱海→→国道135号線(70分)→→ホテル)

動機/以前より、海の見える宿を求めていたが、その中でも、ここは濁り湯(鉄分故源泉は透明だが)だと本で見て、いつかは行かなくてはなるまい、と思っていた。


湯質/ 温泉分析表(部分抜粋)】
 鉱泉地 : 賀茂郡東伊豆町大川248-13(当ホテル敷地内)
 泉質 : ナトリウムカルシウム塩化物炭酸水素温泉
 堀削深度 : 650m
 揚湯量 : 67リットル/分
 源泉温度 : 69.0℃
 PH : 6.7
 成分総計 : 2.5888/kg
 知覚的試験 : 赤褐色沈殿有り.鉄味.塩味.無臭

    源泉100%掛け流し(消毒&循環&加水&加温無し)
 

下田 「涛亭」

 投稿者:劉邦(淨潤)  投稿日:2010年 5月 7日(金)19時06分36秒
  地名(温泉名)/静岡県下田
住所/〒415-0028静岡県下田市吉佐美348-7


名称/ 涛亭

電話/0558-22-3450
ホームページ/http://www.toutei.co.jp/
交通/伊豆急下田駅より車で7分。下田駅からの送迎有り

動機/下田奥のエメラルド・グリーンの海が見られる宿を探すため。(下田大和館も良いのだが、湯が塩素臭く×)

宿の簡単な説明/伊豆屈指の美しい入田浜に面し、ひっそりと落ち着いた佇いのわずか13室の浜辺の隠れ宿。(ヤフーホームページより)最高の海のロケーションとこだわりの磯会席料理が売物の宿。
        宿のホームページによると、入田浜の海は「6年連続環境庁、水質・透明度最高点!全国でも砂浜では3箇所しかありません(沖縄名護など) 昨日、当館目の前の「入田浜」が、市民満足大賞全国第2位で表彰されました。 プライベートビーチのような入田浜をご満喫下さい。 」とのこと。 やはり…と思う。
       (ちなみに、大和館のほうは「多々戸浜」と言う。)
       全室海向かい。客室13室(収容80名)
       私が行った時には、ほとんど人がいなく、とても靜かで、気兼ねなく過ごせた。
       なお、廊下やロビーにはイージーリスニングのBGMが流れている。

チェックイン&アウト/○ 午後3時~午前11時

接待/○
  (電話の対応も良かった。宿につけば、普通か、やや上か、と思っていたが、食事中、女将さんが挨拶にいらした。
   目が合う前からの気配、目が合ってからの応接も、とても素晴らしかった。
   (野口整体で言う10種体癖であるが、和やかな柔らかい気品に、挨拶後も感じ入っている。
    伊豆山「蓬莱」の女将の全く逆のタイプである。
    金沢の「浅田屋」と、白子海岸の「綱吉屋」を、ご存じの方は、その折衷と思って戴ければ有り難い。
   (なお、その後、布団を敷いて下さる方からも、ご挨拶をされる。
    普通の宿では、布団を敷く方とは役割が分かれるため、挨拶の仕方も仲居さんなどとは異なるのは高級宿でも常であるが、ここは違う。
    かといって、変に家族的でない。
    きっと仙仁温泉岩の湯も部屋食であったら、そういう布団の敷き方が見られるのだろう。)

客室/◎
 音/◎ (波の音が心地よい。)
 眺め(色)/◎
    波打ち際がグリーンの海。上記、「動機」に書いたように、緑から青のグラデーションは私好み。
    大和館だと海を遠くに見晴らす感じであるが、ここは最上階(4階)でも、海に近く、波打ち際がよく見え、波音も大きい。

   (泊まった部屋/浜木綿(はまゆ)。4階のコーナー部屋。)

周囲/◎
  プライベートビーチのような海にも、すぐ行ける。(徒歩数秒)
  大和館とは、隣の入り江に面している。(こちらのほう(入田浜)が西側で、広く、そのため見晴らしが良いのと、人の氣が少なく自然な砂浜と海を楽しめる。)
※【極秘情報】→ 砂浜の左側の岩場を上がっていくと、大和館側のビーチ(入り江)に抜ける。
         抜けたすぐの入り江には、波で横縞模様になった大きな岩があり、幻想的な小空間になっている。
         そこからは、もう一つのホテルにも階段を昇って行け、また、その脇には、洞窟があり、
         ほふく前進で入ってゆくと、奥は天井が高くなり、小スペースがある。そして、その奥は、地上にも抜けられる。

自然度/○

良い場所(イヤシロチ)?/○

風呂/△
    檜大浴場 1(「大」ではないが。)
    大浴場+露天 1
    (どちらも入浴時間:24時間で夜10時に男女時間交代制)

湯質/×
    源泉100%掛け流さず。(消毒(塩素)&循環&加温&加水有り)
    うーん、これで温泉が良かったら…。
    しかしまあ、水道水ではなく温泉であることは湯感で分かる。やや塩素臭。

 (以下、風呂場の入り口に掲げてあった「温泉分析書」を書き写したものを記載する。)

   ・源泉名→ 相玉-3、4、7、8、9、号泉。
         河内-7、8、17、22、24号泉。
         大沢-2、3、8号泉。
         下田-2、7号泉。
   ・源泉温度→ 55、2度。
   ・pH.→ 8、1。
   ・泉質→ 単純温泉。(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
   ・イオン総量→ 0、677グラム。

   ・陽イオン→ ナトリウムイオン138,4、カリウムイオン9,1、カルシウムイオン51,1、マグネシウムイオン0,8、マンガンイオン0,04、第Ⅱ鉄イオン0,06、第Ⅲ鉄イオン0、05以下、アルミニウムイオン0、04。

   ・陰イオン→ 塩素イオン116,5、臭素イオン0,6、ヨウ素イオン0,2、硫酸イオン220,0、炭酸水素イオン53,3。

   ・遊離物質→ メタケイ酸81,8、メタホウ酸0,8、遊離二酸化炭素4,4。
   ・微量成分→ 銅イオン0,02、水酸イオン0,021、メタ亜砒酸0,013、総リン酸態リン0,03以下。
   (なお、全て0、00のものは省略。平成16年9月17日。)

温泉力/△×


ビール/○
   生ビールはないが、なんと恵比寿の瓶がある。

冷凍庫/◎
   有り。よく冷える。(もともとよく冷やしている。今まで行った宿では一番の冷え具合で、ビール通としては冷え過ぎなのだろうが、私的にはとても良い。(最初から冷蔵庫の冷却度合いが最高になっていた宿も初めて。また追加で持って来てくれたビールも良く冷えていた。)

部屋食/○

食事/○
   半径50km以内の食材を使った料理を心掛けているらしい。
   ざっくばらんな懐石的であるが、割と美味。
   (伊勢海老は刺身だけでなく肝も味わえた。イサキの刺身もまたここの近場の魚だからか、味が違って面白い。)

   (氷)水/○
        (頼まずとも出るし、ここの井戸水。)

寝具(寝心地)/△

金額/
  23000円~58000円

※「極秘情報」→ 一休ドットコムからの予約だと、見晴らしの良い3回のコーナールームが予約可能。
※「極秘情報」→ あらかじめ朝食抜きで予約すると、10%引きで対応してくれる。

通信環境(インターネットetc.)/○

総合評価/◎(湯質目的では×だが)
   関東で、美しい海をみれる宿を探している方にお薦めしたい。
今後/○
 

熱海温泉 「蓬莱」

 投稿者:劉邦(淨潤)  投稿日:2010年 5月 7日(金)19時05分34秒
  地名(温泉名)/ 熱海伊豆山
住所/静岡県熱海市伊豆山750の6

名称/ 蓬莱

電話/0557-80-5151
ホームページ/
交通/電車・東海道新幹線熱海駅より車で5分
   車・小田原厚木道路小田原西ICより国道135号を利用

動機/◎
 自分自身が、氣道家としての原点を確かめ、さらに氣道の道の研鑽の礎にするため、たまには一流の宿に泊まり、その空気、接待、配慮、気品、品格を吸収しなくてはならない、と常々思っている。
 そしてまた、そうした宿を氣道を研鑽される方へ紹介することが出来たらとも思っている。
 しかし、宿として一流であっても、あるいは接客、料理が優れていても、残念ながら湯質は…という宿が多い。(箱根なら箱根吟遊、はつはな等。)
 その意味でも、蓬莱は湯質もよく、いつかは行って研鑽をつまなくてはと思っていた。

宿の簡単な説明/熱海一の名宿。創業嘉永二年(1849年)。数寄屋造り十六室、内離れ五室。全室檜風呂付。収容七○名。大広間一○○畳舞台付宴会場。中広間、四○畳。会議室五○名収容。別館「ヴィラ・デル・ソル」(レストラン「南葵文庫」。
 蓬莱の名称の由来がパンフにあった。
「『蓬莱』とは、東方の海上にあり、仙人が住むという不老不死の霊山のことである。この霊山は凡人が近づくとたちまち消えてしまうと、古人は伝えてきた。」

チェックイン&アウト/◎午後2時~午前11時

風呂/◎(ただ、どちらも部屋から遠いのが難点。そうでなければ三重丸以上である。)
    露天 古々比の瀧(こごいのゆ)◎
       14~23時(男)、23~24時(混浴)、6時半~10時半(女)
       ・和館なのに、一瞬外国に行った錯覚があるように、何回かの敷居の細工で作られている。(非常にお金がかかったそうで、またよく壊れるため修繕費でこの前も数千万円かかったとのこと。確かにその位のお金はかかっているだろうし、それ以上にそうした損失をしてもこの風呂を維持しようとする気概も味わえる。)
        外国の風呂でなければ、エステサロン的というのか、二重格子のようになっている硝子の向こうに見える湯船は美しい。
        これは、単なる和洋折衷ではない。
        完全なる洋が和の中に溶け込んでいる。
        さて、風呂に入る。
       ・目の前には木々と海が広がる絶景。
        片側の浴槽の縁が、なだらかな半球形となっており、そこに頭(頸)を置けば「寢湯」をしながら、海を望むことができる。
        (白子海岸での砂浴を思い出す。)

       走り湯
       14~24時(女)、6時半~10時半(男)。
       ・1250年程前からある日本の三大古湯(昭和39年に一度枯れたが45年に再湧出に成功。)
       ・日本唯一の横穴式湧出温泉。
       ・目の前は初島。

湯質/◎
    消毒&循環&加温無し。源泉が高いため加水のみ有り。
   ・泉名→伊豆山1号泉(走り湯)。
   ・源泉温度→68,8度。  ・pH.→7,6
   ・泉質→ ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉。(高張性弱アルカリ性高温泉。)
   ・陽イオン → ナトリウムイオン1389、カリウムイオン40,4、カルシウムイオン2946,0、マグネシウムイオン34,7、マンガンイオン0,9、第二鉄イオン0,8、第三鉄イオン0,05、アルミニウムイオン0,02、銅イオン0,01。
  ・陰イオン → 塩素イオン6869、臭素イオン1,4、硫酸イオン865,4、炭酸水素イオン25,4。
  ・遊離物質→メタケイ酸95,5、メタホウ酸11,3、メタ亜ヒ酸0,3、遊離二酸化炭素28,4、遊離硫化水素。
   ・微量成分→ヨウ素イオン0,08、水酸イオン0,007、総リン酸態リン0,03。
   ・総量12、31グラム。(なお、全て0、00のものは省略。平成16年2月27日。)
   実に「滑らか」で柔らかく包み込むとても透明感のある湯である。
   湯質と風景が自然に溶け合っている感じは、山中であるが修善寺そばの「うえだ」を思い出す。
   内感したときの内体(=からだ=感覚的身体=潜在意識)の感覚は箱根天山湯治郷の一休に似る。湯感も似ている。
   ひとり空と海に溶けかける。

 ◆宿のパンフから…
 (この宿はパンフと実際が、あまりかけ離れていないため先述もそうだったが、引用させて戴き、紹介とさせて戴く。
  ただコメントは( )内に入れさせていただく。)
  「研ぎすまされた湯はまるい。
   柔らかく抱き、浮かび上がらせ、無限の世界に導く。(無限は少しだけ言い過ぎかもしれないが…)
   ゆるやかな「こごい坂」を下って「走り湯」に着く。湯を満たす伊豆石は、空より深く海より淡い色をしていて、湯を柔らかくかみくだく。梢ごしに相模の海を見下ろしながら静かに躯を沈めれば、思わず満足の溜息が洩れてくる。」

温泉力/◎
  周囲の自然に調和しながら湯質の良さを引き出すためだろうか湯温はぬるめである。そのため少し長めの入浴となるが、部屋に戻ったあとも湯感がひたひたと体の内側に沁みゆく。
  この湯を献上された時の将軍もこの感覚を味わったのだろうか。

接待/○~◎
   安心できる。
   すべては、出迎えの女将さんの正座姿、佇まいで始まり、そして決まった。(同業者(氣道家)だな、(つまり自分と同じ魂のある方だな)と思った。)
  あるホームページでは余り良くない表記があったが。)

客室/◎(三重丸以上)
   ・宿のパンフから…
    「花を愛でるがごとく、明かりを愛でる。
     光は、曲線を描き 心の中に差し込んでくる。
    (これまた、あるホームページでは一階は良くない(その人が泊まったのは一階奥の「静の間」)と言っていたが…。)
     樹木の間を擦り抜けて来る木漏れ日も、精進が創りあげた佇まいの中の灯も、二度と繰り返すことのできない、時の流れの中で、立ち止まらない優美さで迫ってくる。人はそれを安堵感というのだろうか。この宿の深みのある安らぎは日本の心そのものである。
     (その二度と繰り返すことのできない時の流れが、じつは常に流れていたことを実感する道(氣道)を研鑽するためここに来た。そういう空間であっても違和感なく来れ佇めるのかどうかと。)
       (中略)
    静寂は、けっして無音の世界ではないと知る。
       (中略)
    この宿の静寂の中にいると、木と人の会話が聞こえてくる。
    (少し言い過ぎかもしれないが、しかし、ここは「明るさがあるのに、静けさのある宿」である。「樹木、空、海が見える宿は多いだろうが、これだけの歴史と共に静けさを保っている宿」は他にどこがあるのだろうか。
     勉強のためもあり、ぜひ知りたいので教えて欲しい。)
       (中略)
     伝統のたおやかさが隅々まで包み込む。
     委ねることの楽しみを、肌を透してわかってくる。
    日本建築の粋と言われる数寄屋造りの部屋は、しっくりと身心を溶け込ませてくれる。
     (それもごく「自然」にである。)
     どの部屋からも豊かな樹木と雄大な海が見える。
     (雄大な海は部屋によっては、立て膝にならないと見えないだろうが…)
     薄暮の頃になると、山の橋にわずかに残照をとどめた伊豆半島。
     それはまるで墨絵の世界である。

     入って床の間を見た瞬間、美しいと思った。
     好みでもあるが丹精でそれでいてたおやかで清廉な掛け軸に目を奪われる。
     そして、その下に活けられた清冽な花のつくりは実に見事で、それは白刃を思わせるような鮮烈な気合を感じさせ、正に茶道で言う「シャットウケタル」を実現していながら、それでいて女性的な楚々とした佇みが一つとなって存在している。。
     しかも、掛け軸の醸す雰囲気をも、相まって芳しく(かぐわしく)この空間に広げている。

・客室からの景色/◎
 雰囲気/◎ 強羅環翠楼を思い出す。(明るいからだろう。宿に入った瞬間の香の香りは、落合楼村上や福住楼などはお
(泊まった部屋/志賀。10畳二間。間の渡り廊下も畳みなのは珍しい。内バルコニーも畳で椅子が窓外に、海と空に向っている。)

周囲/○
自然度/○
良い場所(イヤシロチ)?/◎

ビール/○(大概のビールはリクエストに応じてくれる。洗面所のグラスで飲んだが、とても見事な薄いグラス。仲居さんに伺ってもそれ以上のグラスは無いとの事で、そのまま飲むが、つまりそうしたグラスが洗面所に置かれているという事。)
冷凍庫/△(冷蔵庫内に冷凍庫有り、そこで冷やす。)
部屋食/○
食事/ ◎
 懐石。二時間はかかる(これが一時間なら五重丸である)。
 印象に残ったのは、ゆべし(赤味噌に柚子が入っている)、白魚の上品な唐揚げ、菱形の三食餅、手鞠寿司、はたの刺身、蓬莱餅(お餅好きには最高。一年の内、二~三ヶ月無い時がある)、ひりゅうず、その他どれも美味しい。
 (たとえ練り物であっても、どの料理も手作りだそうだ。食事の下に敷く紙は、女将がひとりずつ書を施している。)
(氷)水/○(頼まずとも来る。水道水ではあるが、ポットもスケルトン的で面白い。何より好みなのは薄めのグラスである。)

寝具(寝心地)/◎

金額/4万円~
(一人/OK)
通信環境(インターネットetc.)/○
総合評価/◎以上
 ここは温泉宿の様々な要素がすべて調和されている。
 それがいわゆる高級旅館のような堅苦しさなく、自然に調和されている。
 その感じは、金沢の「浅田屋」に似ているが、ここのほうがもっと自然な感じ。
 だから、自分自身が自然体になっている。
 まるで自宅にいるような感覚になってしまうのは、二期倶楽部の時と似ている。(宿だけでなく景色も御馳走という所は強羅環翠楼に似ているが、ここまでの明るさは無いか。)
 そのためか、今度行きたい宿と思うと、高級宿ではなく、ふと民宿が浮かんでしまう。
 自然な持てなし、接客のある民宿。
 逆に言えば、ここは高級民宿なのである。
★それで思い浮かぶのが、見事なマッサージがにわか整体者より余程相手の体を変えるという事。
 全ての事柄は相似的なのだろう。
 宿が高級であろうが無かろうが、その中で求めるものを見失なければ同じなののだろう。
 同様に整体とマッサージも同じ。
 そして、そうした部分を感じる視点からすると、宿と整体という一見関係の無さそうな事柄にも大きな共通項が見えてくる。
 だからこそ、氣道の研修、修練のために、普段道場内では行えない研鑽として良い芸術に触れたり、自然に親しんだり、一流の宿に泊まることを課している訳である。
 すると、瞑想の深まりが生活にも滲み出し、瞑想や愉氣を生活に活かすという氣の道(氣道)が自然に実現し易くなる。
 いのちの自然は即興であるが、そのため、生活が、技術が即興的に生み出されてゆく原動力を得ることができる。
 これは生活と自然の中で学べるものであって、道場内の稽古だけでは学べない。

連続湯治(どのくらい連日で入っていたいか。)/◎(五重丸)
 一泊でも外的感覚は変わるが少し勿体ない。氣道の道の研鑽のためならかなり長期が理想。)
今後/◎
 氣道とは氣の道、つまり「自然の道」であるが、その自然を味わえる宿である。(しかも日本文化を通じて)
 ・なお、離れなら「小鍛冶」という部屋が人気もあり素晴らしいと言う(離れは全ていいらしいが)。二階なら安宅(あだか)、三階なら右近が良いと、仲居さんは言う。
  新しい自宅を持った感覚があるので(今までは福住楼だけだったが)、今後は気軽に常宿にしたい、そして出来そうな自然な宿である。(もちろん金額のことは置いておいての事。)
 

海の景色で有名な片瀬温泉   「ひいな」

 投稿者:劉邦(淨潤)  投稿日:2010年 5月 7日(金)19時04分24秒
  地名(温泉名)/
住所/〒413-0303 静岡県賀茂郡東伊豆町片瀬6-1

名称/ 片瀬館ひいな

電話/ 0557-23-2323

ホームページ/ http://www.katasekan.com/

交通/伊豆急行線伊豆熱川駅からタクシー3分。東名高速厚木ICより下田方向へ100分。
    (送迎、熱川より有。)

動機/とにかく海の景色が御馳走の宿で、それはホテルでも民宿でも何でも構わないのであるが、そうした宿が自宅になれば、と自宅の好みが変わったころ、以前、両親から紹介された両親の定宿の一つにスタッフに泊まったことを思い出す。
  そこは下田の大和館というという所であったが、部屋からの海景色やまるでプライベートビーチのような砂浜、そして何よりも海の色が南米でも珍しいエメラルドグリーンということで(白浜神社より下田よりにいくと海の色が変わる。)、その点でも、また接客もとてもいいのであるが湯質は酷く、下田に温泉はないのは知っていても、それでもこの塩素臭はプール並と思ったので、いまだに触手が湧かない。
 そのため、下田では難しくとも、海の絶景と言えば、その海の色はさておいても、温泉があるといえば、北川や熱川となるので、そこでの源泉掛け流しを探してみた。
 ここまでが一年越し近いので、一年の思いと共に、初めてということで客室露天もということで探索した。
 おそらく、多くの北川、熱川の温泉を行こうとする方は、客室からの海の景色と共にその地域の売りでもある客室露天からの絶景を期待しているとの思いで行くことにした。
 最後まで比較対象にあったのは(ここまで考えるだけで半年間の中でも集中して数日はかかっているであろう)、中田屋であったが、
 ここにした理由は、ジャランネットでの口コミ評価が5点満点4,6と高かったため(中田屋は3,7)ここにしようか、とは思ったのだが(なんだか大衆受け狙いとか、そのくせ自分のポリシーがある感じがホームページから感じた)、そうした気が進まない最中に、他の情報も確認すれば、風呂の数が多いし(普通の場合であるが、風呂数が多い宿は私はお薦めできにくい宿が多い。)、食事も部屋食ではないし(個室での食事ということで、ちょうど一年近く前の中川館や山翠楼、萬翠楼福住の部屋食でないのだけれどもとても良かったことを思い出すが…)、やはり海の色が下田とは違うし…、などとやはりちょっと…と思っていたところで、私の尊敬する温泉博士の一人が、ここもなかなか、とのご託宣だったので(以前もその人の託宣は見事であったことが大きい。)、行ってみることにした。
 果たして、大和館のような景観ある湯質良い定宿の宿なるや否や。


宿の簡単な説明/ 鉄筋5階建・全館冷暖房完備・第一級防災設備完備
         客室全23室〈内、海を望む露天風呂付き客室11室、和室6室、次の間付和室2室、山側客室 和室4室〉収容115名。 駐車場有。
             宿は海際国道沿い。
             暗めの雰囲気のに入った瞬間、鼻につく香の香り。
             足元から周囲を見れば木材は全て合板のロビーなのが目につき過ぎるが、目が止まりそうになるのは萎れかけた生け花だった。

チェックイン&アウト/ 午後3時~午前10時

風呂/△
5階 展望大浴場/五右衛門の湯〈大風呂、露天五右衛門風呂2箇所付き〉ちどりの湯〈大風呂、露天・檜の樽風呂付き〉
※午後8時から、五右衛門の湯とちどりの湯は男性と女性で入れ替え。
4階 野天風呂/満天星の湯〈御婦人湯・殿方湯〉貸切風呂/3室〈利用は先着順、無料〉
2階 家族風呂/1室、5~7名様でご入浴できます。〈利用は、先着順、無料〉
 私が行った時は、4階の野天風呂は工事中、しかも2階の家族風呂も。
 これはあらかじめ予約時に伝えるべきだろう。

湯質/ ○△
    電話では、部屋の露天は源泉100%掛け流し(消毒&循環&加水&加温無し)で(彼はしきりに「源泉垂れ流し」と強調していたが…)、他は若干循環していると聞いてきたが、仲居さんによると、すべて掛け流しとの事。
    期待して、他の浴場を回るが、大浴場にのみそうした記載表があったのだが(これは温泉をも売りにしている宿としてはあまりない現象)、そこには「加水有。循環有。消毒有。」と記載されてあった。(!)
    していないのは加温のみで、加水する源泉温度なのだから加温が必要ないのは当然だろう。
    匂いと味、そして足湯だけして他の風呂に行くが、4階の貸切り風呂もすべて循環していた。(成分表もはっていないので(!)他のことは分からないが大浴場よりは良い湯質であった。)
    部屋に戻り、客室露天に入る。
    貯湯槽からだろうし、その間に循環はもちろん加水しているのではないか、と思うのと、やはり若干だが塩素臭(臭素ではない感じがする)がする。
    しかしなかなかの湯力ではある。
    山中の温泉と違いパワフルな感じではないし、内体(=からだ=感覚的身体=潜在意識)への響き方もかなり違うのが面白い。
    これは海近くの温泉の共通するものなのかは、まだ分からないが、海近くでも国府津館の鉱泉はもっと箱根的(湘南的)であった。
    湯に茶色の錆び的な浮遊物が多く混じる。(これは天然温泉の証との表記があった。)
    味は塩味微甘味、匂いは僅かに塩素的。

   ・泉名→片瀬第二温泉。・台帳番号→片瀬28号。
   ・源泉温度→96,3度。・湧出量→不明。
   ・pH.→8,0。・密度→不明。
   ・泉質→ナトリウム・カルシウム―塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

・陽イオン → 水素イオン、リチウムイオン、ナトリウムイオン1476、カリウムイオン87,3、カルシウムイオン504,5、マグネシウムイオン7,8、マンガンイオン0,2、ストロンチウムイオン、第二鉄イオン0,017、第三鉄イオン0,05、アルミニウムイオン0,02、亜鉛イオン。
・陰イオン → フッ素イオン、塩素イオン2931、硫化水素イオン、硫酸イオン465,6、炭酸水素イオン43,9、臭素イオン4,0、沃素イオン0,1、水酸イオン0,66、炭酸イオン、メタホウ酸イオン、メタホウ酸イオン。
・遊離物質→メタケイ酸198,4、メタホウ酸19,8、メタ亜砒酸0,3、遊離二酸化炭素0,1、遊離硫化水素。
   ・微量成分→銅0,01、総リン酸態リン0,03。
   ・総量5739。(なお、全て0、00のものは数値の記載を省略。平成15年1月9日。)

 食事時に、委しい方(ロビーでお迎えしてくれた方)に伺うと、客室露天も含め全て消毒、循環、加水しているとの事。
 言いづらいであろうのに正直に仰ってくれて、とても嬉しく思ったのと共に、自分の感覚が確かめられたのは有り難かった。

温泉力/○

接待/× ロビーで迎えてくれた受け付けのベルマンには気遣いがあったが、部屋の案内から仲居さんとなり、客室に着くと、まるで速聴訓練のような仲居さんの早口に相槌を打つまでもなく、彼女はスタッフのI女史の「以前の」癖同様、一人で喋りながら「うんうん。」と自分で頷きそして矢継ぎ早に次の言葉をあびせる。
     それはまだ良いが、自分の宿の湯質を全く知らないのはどうか…。
     (ここだけでなく、そういう宿は多いが、しかし湯も売り物としている宿としてはどうか。)

★      なお、彼女のことを言えば、とっても根はいい人なのだが…。
       そのため、「そのままでいい」と、思わずいいたくなってしまう。
       しかし、客である立場としては、そのままではいけない。
       彼女が、接客業を去るか、あるいは技術を修練してゆくのかそれはわからないが、何にせよ、「そのままでいい」のである。
       そのままでいい「いのち」の個性(表現に矛盾はあるが)を生かしながら、技術は求めるべきであろう。
       「そのままでいい」とは野口晴哉氏は決して使わなかった言葉であるが、「氣道」では以前よりよく使う。
       ただ、山田光栄氏も言い始めてから、意味が変になってしまい、協会の中でも、いのちのそのままを大事にすることを土台にしながらも、今は頑張らなくてはいけない時期に、「そのままでいいんだ」と怒鳴る人
(これって凄く面白い!なぜなら、その時期ということを考えていないということは置いておいても、そのままでいいなら怒鳴らないでしょう?)
       も出たり、など、一人のせいで混乱した時期があった。
       それで、その人を含めどなたにも分かっていただけるよう、急遽、「そのままでいい」という意味と「そのままではいけない」という意味、そしてそれらの視点と、その背後にある「氣道」の立処を掲示板にきっちりと書いた次第であった。
       会員の方々はすでに分かっているようで、「まさしく!」という感じのレスが気功協会の純子さんが真っ先に多くあったことを思い出す。
       ともあれ、すべてのことは一義的に解釈してしまうと占いのようになってしまう、ということなのだろう。
       …そういうことを懐かしく思い出しながら、速聴訓練の如く仲居さんと今も応対する。

    なお、雑誌じゃらんでは「食通をもうならせる料理と細やかな心遣いに癒される。」と書いてあった。

客室/△×
 使いかけのマッチや、残り一本しかない別のマッチがあったのは私としては初めての経験であった。

(客室からの景色/△ 十畳の間取りに小さく見える二間(二畳)分の窓からは露天風呂と4本の電線が見える。
 (その向うには海と空が見える。源泉ではないが、確かに、電線垂れ流しではある。)
 なので、せめて窓は拭いて欲しい。
 雰囲気/× 白子温泉「三四郎」に似る氣のない感じ。(壁板の大きな傷も似ている。)
 泊まった部屋/307 )

周囲/△
自然度/△
良い場所(イヤシロチ)?/△ ここ片瀬は少しエアポケット的な(盆地的な)空間になっているかもしれない。

ビール/× 冷蔵庫のアサヒスーパードライ中瓶のみ。
冷凍庫/△
部屋食/×

(別場所の場合→ 喫煙/○
 4階の料亭 波濤亭(はとうてい)で食べる。/個室9室

食事/ ○ (~◎)
 個室ではあるが、海を見ながらの食事は良い。(うっすらとクラシックピアノのBGMが流れる)
 金目鯛の刺身ではここまで美味しいのは無かった。(酢と下田の塩の混じりで、白身魚の刺身は食べるのがここ辺りでの美味しい食べ方なのだそうだ。確かに美味しい味であったが、それはその酢塩タレ自体の美味しさもあるので、他のおかずとも併用した。)
 他の刺身もとても美味しいが、量が少ないのは残念。(私は他の宿で、刺身の量が少ないと感じたことは一回も無かったのに。国府津館にまた行きたくなってしまったのは、このお刺身の美味しさのせいだろう。)

 金目鯛の煮付けの大きさには驚いた。

 ただ、どんなに美味しい食事で、外の景観が良くとも(ここが最高クラスというわけではないが)、外でのバタバタという足音がせわしないのは勘弁。

 …と思って、部屋に戻ると。
 机の上に…夜食が。
 二期倶楽部や岩の湯のようなサービス。
 脇に手紙がある。
「本日はひいなに御越し戴き有り難う御座居ます。『天城山の冷水』をご用意致しましたのでお飲みください。
 (中略)
 明朝は心に残る良い朝でありますように!  ・・・おやすみなさいませ・・・
 明朝の天気 雲  」
  (↑なんとそこまで書いてある。しかし冷水は入っていなく氷だけであったので注文した。)
 ともあれ競馬で言えばまくりの如く、この宿は夜よりサービスがアップしていくのだが、いかんせん差は付き過ぎていて…。

(氷)水/○

寝具(寝心地)/○△

金額/×
   16000円~
   海一望露天付(10畳)26400円~(その露天がヒノキだと10畳+8畳で36900円~)
   特別室308号室はお電話でご予約を願い致します。
(朝食抜きだとマイナス800円。だが二回目の電話の時にはサービス無しとの事。一回目の電話で言われたことを申し上げ800円マイナスとなった。)

通信環境(インターネットetc.)/×

総合評価/×
今後/ ×
 

レンタル掲示板
/33