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箱根 「はつはな」

 投稿者:劉邦(淨潤)  投稿日:2009年10月 5日(月)19時06分31秒
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  地名(温泉名)/ 箱根
住所/〒250-0313 神奈川県足柄下郡箱根町須雲川20-1

名称/ ホテル はつはな

電話/0460-5-7321 FAX.0460-5-7322
ホームページ/http://www.odakyu-hotel.co.jp/hatsuhana/index.html
交通/箱根湯本駅より箱根湯本温泉郷組合バスが運行している(国道を渡る地下道を抜けた所。
   「Bコース早雲通」を利用。(有料 ¥100)
    10:45より18:45の間、毎時15分、45分の発車。
チェックイン&アウト/○ 午後3時〜午前12時。(レイトチェックアウトが嬉しい。)


動機/箱根湯本から旧街道を登っていくと多くの宿がある。
   私の好きな公衆浴場「弥坂湯」や、良く泊まった「寿司の宿ケイショウ」から、さらにどんどんと上がると天山湯治郷があり、その上にはおそらく箱根でもっともアルカリ度が高い湯を持つ豊栄荘や、おくゆもと、桜庵があり、そのさらに上に行くと、いきなり高台のような景色が広がっている。
   そこにホテルはつはなが堂々とある。
   そのため、旧街道を通るたびに、素晴らしい場所だな、そしていつか泊まってみたいものだと思っていた。
   果たして、その日が実現した。

宿の簡単な説明/(ホームページから引用)
 「湯坂山とその山にかかる初花の滝を傍らに、相模湾をのぞむ絶景がひろがります。春には山全体がピンクに染まる山桜そして檜(ひのき)をはじめとする原生林に圧倒されます。須雲川の清流が眼下に流れ、目に美しく耳に心地よい季節感あふれる大自然のロケーションの中です。
 川のせせらぎと深い山と森の空気、マイナスイオンたっぷりの湯けむり。源泉を敷地内にもつ「ホテルはつはな」の天然温泉は、伝説ともなっていた“はつはなの湯”を今に再現しました。箱根奥湯本の上流に静かでゆったりとした、日常からはなれた別世界があります。
 四季折々あきること無い大自然の景観と川や木々や鳥達の歌につつまれ、ホテルはつはなは、静かにお客様をお待ちしています。最高のロケーションと贅沢な旬の食材を使ったお料理、良質な温泉。どなたにでも満足していただけるものばかりご用意しております。」
  なお、一回中庭に建つ別棟のスパ「やまざくら」は女性専用の施設で、竹林に囲まれた三つの露天風呂やリラクゼーションサロンがある。

   さて、実際に行ってみたところ…
   湯本駅からは、上記「交通」に従ってバスで行くことにする。
   (満員だったため、次のバスとなった。「同時刻に発車しますので…」と言われたので後ろのバスに乗るが、
    「50分から55分の発車でいいですか?」と聞かれる。
    それは変。 しかたなく納得すると「お客様の了承によって…」と続け、運転手には「次の電車が来て5分後に発車して。」との耳打ち。 不可解である。

    旧街道をいつものように上がりながら楽しむ。
    途中、伊藤園に寄るために、左折したので、こんな道があったのか…と新鮮であったが、また旧街道に戻って上がる。
    次に桜庵に寄るが、近代的な佇まいを確認したことよりも、従業員の方々が全員、バスに乗っている人たちに挨拶をされていたのが印象深かった。
    それは到着した時だけでなく、帰る時も、そしてまた見えなくなる時まで…、まるで、そこに宿泊者に対する応対であった。
    そこまで…、とも思ったが、こうした応対が好きな方は、きっと次回この桜庵に訪れるのだろうとも思った。

    いよいよ宿に着く。
    ロビーに通される。広いだけで大したロビーではなく、しかも有線でかかっている音楽が安ホテルやレストランでかかっている選曲なので耳に障る。
    受け付けを待ち、その後も待たされているとお茶(菓子、お絞り)が出てくる。(和室旅館ではないので部屋内ではなくここで出すのだろう)。
    その間、スタッフ同士の確認などがお客さんから見える位置で行われていたりするのを見ると、あらここはスタッフの教育変かな、とも思う。
    そんなことより、しかし、まだ待つのか?
    結局、32分待ち、部屋を案内される。
    …かなりの苦行であった。

客室/◎〜○△
  ホテルの中を説明(温泉宿と違いホテルなので非常階段などの説明も)されながら、部屋に通される。
  部屋を見た瞬間、驚く。
  まるで別荘に来たような感じ。50坪はあるかもしれない。
  和洋室というよりは洋室に和の空間が占めている感じで、全体的には洋的な感じ。
  (今も左手にはベッドがある。ちなみに私は畳敷きのところで書いている)
  最初は感動していたのだが、徐々に雰囲気がもの足らなくなっていくのは、使っている材木が本物ではないためだろう。その意味では伊豆修善寺の嵯峨沢館に似るが、こちらのほうが玩具っぽい。
  継ぎ接ぎの上品さが気になってくると、ここに少し似た二期倶楽部に行きたくなる。
  また、夜になると、廊下から従業員の声などがうるさくてかなわない。

(客室からの景色(景観)/ × (これは残念である。)
 雰囲気/○△
 泊まった部屋/106(柊(ひいらぎ))

周囲/○
自然度/△箱根旧街道では一番良いはずだろうが、部屋からは味わえない。
良い場所(イヤシロチ)?/○

風呂/ ○
    露天(大浴場) 男1女1
    内湯(大浴場) 男1女?(複数あるようだ)

      男性用の大浴場は4階。3階から通路を通っていくのだが、「スローブカー」というケーブルカーのようなものに乗って行くこともできる。
      経験するのも面白いが、エレベーターの数倍の時間がかかるので(エレベーター的なシステム)、湯が目的ならわざわざ利用する必要もない。

湯質/◎
    源泉100%掛け流し(消毒&循環&加温無し。加水のみ有り。ただし男性用の大浴場は循環も有り。ここの良い湯質は客室露天と女性のほうと覚えておけば良いだろう。)
    源泉は須雲川のほとりから湧いている。

 (さて、いつもの如く、浴場にある分析表を書き写す。)
   ・泉名  → 空白でした。
   ・台帳番号→ 湯本90、106号混合泉。
   ・源泉温度→ 43、0度。
   ・泉質  → アルカリ性低張性高温泉。
   ・pH   → 9、2 (!)
   ・陽イオン→
          リチウムイオン0、ナトリウムイオン44,9、カリウムイオン0,68、カルシウムイオン1,73、マグネシウムイオン0,32、マンガンイオン0、ストロンチウムイオン0、第一鉄イオン0、アルミニウムイオン0,05、亜鉛イオン0。
   ・陰イオン→
          水素イオン0,27、フッ素イオン0,31、塩素イオン26,6、硫酸イオン10,4、炭酸水素イオン46,5、炭酸イオン5,65、硝酸イオン1,26、メタホウ酸イオン13,4、メタホウ酸イオン1,32。
   ・遊離物質→メタケイ酸43,0、メタホウ酸1,36、遊離二酸化炭素0,07。
   ・微量成分→ 総砒素0、055。
   (なお、全て0、00以下のものは省略。平成16年8月20日。)

温泉力/◎
   上記、分析表にはない力はある。
   これまた、いつも言うアルカリ単純泉の効果であろうが、他の場所(たとえば有名な天山湯治郷)のほうがあるかもしれない。

接待/○〜◎(三重マル)
  皆、とても丁寧。
  一生懸命、きちんとした対応をしたいと目指しているホテルのよう。(ホテルとして当然だろうが…)
  その意味で、決して完璧ではないのが残念ではあるが、それは入った時からその他の面でも感じるここの宿の安っぽい感じ(設えの見栄えは高級そうなのだが)に通じることなのだろう。
  それでも、
 1、皆さん一生懸命なさっているということと、
 2、その意味で、普通の宿のようにこちらが気遣いをする必要がない(特に、気兼ねなく頼むことができるのは嬉しい。)
   …という点は特筆したい。
   (また、客室露天の脇にある表記が電話の応対と異なっていた(循環有りとなっていた)、ため仲居さんに伺うと、わざわざ支配人(小澤良孝)が部屋まで来られて詳細に説明してくれた、というエピソードも加えておこう。)

ビール/◎ 何と生ビールを部屋にまで持ってきてもらえる。
      (これは私がお願いしたことなので、レストラン側としては特例のようだ。泡が無くてもいいから、と頼めば大丈夫かもしれない。)
      部屋には冷蔵庫内の缶ビールしかないので、瓶ビールなどを注文するとしたら電話で660をアクセスするといいだろう。)

冷凍庫/○ (冷蔵庫は小さめである)
部屋食/○

食事/△
  ゆっくりと懐石料理が始まる。
  食前酒は薬膳酒ではじまり(これも美味しかった)、
  光付けは、峰岡水晶かん、活け鱧(はも)紫蘇叩き、生雲母、花丸胡瓜、ドライトマト、割り醤油、山椒。
     胡麻茶巾、川海老、キャビア、白瓜、木の芽、旨出汁、山葵。
   八寸は、 、
   そして、、、   ということで、あと上記の3倍くらいの品々が並ぶ。
   鮎もあった(どこの産の鮎かの説明は無かった)。
   ともかく様々な料理が運ばれてくるが、どれも大したことはないのが残念。(まだ吉兆のほうが数段上。)
   食事は美味しい、と幾人かの食通の方から聞いていただけに驚きであった。
   箱根では上のクラスかもしれないが、「丁寧さ」でいったら福住楼や強羅環翠楼をはじめとするもっと美味しい宿はある。
   そんな美味しさという技術のレベルでなくとも、もう少し気がこもった料理が欲しかったとは言いたい。
   また、この和洋室に懐石には似合わないので、その面でのアンバランスな感覚もある。

(氷)水/◎ (割と美味しい。ここの宿は食事のあとに湧き水を出すということになっているので有名なので、これは元より含まれているサービス。)

寝具(寝心地)/◎ (金額を考えた上でも宿としては上クラスではあろう。ここのベッドの寝心地はとても工夫されている、ということが雑誌にも載っていたので期待していたのであるが、そこまではいかなかったが熟睡でき疲労は抜けた。(ただ枕にやや難あり)
 京都でも寝具に気遣っているホテルがあるが、そこのほうが上。(グランヴィア。特にそこのスィートルームの寝心地は良い)

金額/△
  3万円位〜
(一人/)○ しかも一人でもさほど金額が上がらない。

★極秘(?)情報
  絶対ありえないと思いながらも、この宿で、素泊まりが可能かと伺った。
  (今度来る時は夕食をキャンセルして、そのかわりに夜食にある味噌ラーメン(醤油ラーメン)を食べたいものだと思ったから。)
  そうしたら何と…可能だと言う。
  そしてまた、人数割りということで、ここに数人で来るパターンも伺えた。(これはなんと1〜4名まで適応し、かつ以下の料金をその人数で割れば宜しい。)
  露天客室風呂4万7千円。和洋室4万2千円。和室3万7千円。
  これは一般公開していないと思うので、ここのサイトで知ったということは内緒でお願いしたい。)

通信環境(インターネットetc.)/ ×

総合評価/ △
 客室に行くまでの応対&設備は△×だが、部屋の広さ、デザインは良い、何より良いのが、和洋室でゆったり過ごせるのと、もう一つは、接客の応対がホテルマンとして必ず責任もってくれることも良い。
 (あとは材木をはじめ、全てが偽物志向でなく本物志向となり、景観が良ければとても良いのだが…)
今後/ △○
   (もっと景観のある部屋に泊まりたい。)

http://mail@npo-kido.com

 
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